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omega シーマスター

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オメガ シーマスター プロフェッショナル
大きい方ですね、このサイズが似合う手首にあこがれました

分解掃除にてお預かりしました
過程全部撮る構想で始めましたが撮ったつもりが撮れてなかったり、途中で撮り忘れたり…
歯抜けになっていますが順に見ていきます


裏蓋オープン、オメガは開け口5か所丸口タイプなので専用工具があった方がいいですね
左上の丸い銀色のものは耐磁板です、あるとないとで大違いです


中身を取り出して文字盤、針を外します


機械単体にしてここから順番に分解します
自動巻きユニット、テンプ、ゼンマイ解放、アンクルの順に分解していきます

途中で各部品の状態のチェックも忘れずに

各歯車です
ピンボケしていますが軸に黒く汚れた油がついています
摩耗が始まっていますね

このまま使い続けると削れたカスが研磨剤の役割をしてだんだんと歯車が細くなっていきます
摩耗を目視できるほどではありませんでしたので洗浄で続投します


ゼンマイの巻き上げ機構がつく部分です
軸が黒くなっています、油がなくなり汚れなどが固着してきています
このまま使い続けると右の写真のように真ん中の歯車を止めるピンが飛んでしまったりとそこそこ大事になります


自動巻き機構と巻き上げ部分です
元の油は黒くないので摩耗した粉ですね


香箱を開けました
手巻きの感じがおかしかったのですがやはり変な感じに…

ゼンマイが切れていました、交換します

----…


ここから一気に飛びますが粗洗いして回転洗浄して組み上げてカレンダー側から見た図です
文字盤をつけて針を取り付けて中身は出来上がりです

洗浄、クリーニングしたケースとブレスを取り付けて組み上げ

その後、歩度調整して防水検査してランニングテストして分解掃除完了です
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