ロレックス バブルバック 前編

アンティークなロレックスです
通称〝バブルバック〟と呼ばれるモデルです

写真の数と文字数から前後編で分けてご紹介します
名前の由来はケースの裏蓋がポッコリ出た形状が泡のようだからとか

今回載せている時計はバブルバックの中でも後期型の“セミバブルバック”と呼ばれるcal.645を搭載した時計です
バブルバックよりも少し薄型になりポッコリ感がほとんどなくなっています
調子が悪いとお預かりです
歩度測定器にかけて見ると片振りが9.9msで平置きの日差が-2秒…と見せかけて日差が出ない通称“砂嵐”状態、悪いですね
分解していきます

まずはローターを外します
覆い被さるように搭載される自動巻ユニット

これを外すとラチェットが着いている以外はいたって普通な手巻きのセンターセコンドの機械です

中身の不具合に触れる前に自動巻ユニットを紹介しておきます

ラチェットを多用した巻き上げ機構です
とってもシンプルですね
細い爪など使わずにバネのラチェットだけで巻き上げます
巻き上げに関しては問題なさそうだったのでこちらは分解掃除のみでいい感じです
それでは中身の不具合箇所の修理に入っていきます
キリがいいのでこの辺で区切ります、続きは後編です
久々野駅前 徒歩10秒
木曜定休 8:30~20:00
メガネ・宝石・トケイ 芝田
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